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カナダ<C>「天才と凡人の違いはどこにあるのか?」

 
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第90回

前々回からお話している、「一流に必要なのは、才能か?それとも努力(やり抜く力)か?」の続きです。

この本のなかで、エリクソンは音楽大学のバイオリン科の学生を調査したときのこと紹介しています。まず、エリクソンは、教授陣にお願いして、学生たちを3つのグループに分けてもらいました。

1つは「Sランク」のグループ。
これは「傑出した人」のグループで、世界的なソリストとしてキャリアを歩むレベルの実力をもった学生たちです。このグループの学生たちは、いずれスーパースターになることが確実な存在であり、他の学生を圧倒するような存在です。

2つ目は「Aランク」のグループ。
非常に優秀ですがスーパースターになるほどではない、そんな学生たちのグループです。

3つ目は「Bランク」のグループ。
普通の人と比べれば高い技術を持つ演奏家で、良い音楽教師になると思われますが、他の2つのグループと比べると演奏技術の低い学生たちです。

以上3つのグループの共通点は、どのグループの学生たちも「能力向上のための練習をすることはあまり楽しくはない」と感じていたことです。

つまり、「世界的なソリストの卵のレベル」から「普通の音楽教師になるレベル」まで、レベルの違いはあっても、どの学生にとっても「能力向上のための練習のプロセスは大変で楽しいものではない」ということです。

つまり、「練習が好きで好きでたまらず、好きなだけ練習していたら高いレベルに至った」という人は一人もいなかったのです。

さて、ではこの3つのグループの違いはどこだったのか?

それは練習に費やした時間の合計でした。

「Bランク」「Aランク」「Sランク」とランクが上がるほど、練習に費やした時間の合計が多かったのです。つまり、正しい練習をすると仮定した場合ではありますが、あとはその累積練習時間こそが到達する技能の高さを決めていたということです。

エリクソンは、音楽大学の学生に限らずダンサーやチェスプレイヤーをはじめ、さまざまな分野において「優れた人」と「傑出した人」の違いを調査し、その結果を次のように述べています。

「傑出した人」になるには、練習の量が必要であることがわかった。

「天才」と言われる人は皆、練習時間が抜きん出ていた。

比較的少ない練習でエキスパートレベルに達した「天才」は一人もいなかった。

これまでに様々な分野で実施されてきた多くの研究の結果を見れば、練習に膨大な時間を費やさずに、並外れた能力を身につけた者は一人もいない。

いかがでしょうか。

エリクソンはこの研究を通して、「私たちは、自分の才能を自分で創り出すことができる」ということを教えてくれています。

正しい練習をすることによって高度な能力や技能を獲得できるし、練習を積み重ねることによって「傑出した人」のレベルにまで到達することも可能だと証明したということです。→もちろん「傑出した人」のレベルになることは並大抵の練習では足りないことは予想に難しくありませんが…

あえて申しますと、「ソムリエ資格の取得」はおそらく先ほどのバイオリンの学生の例を借りればBクラス、「普通の人と比べれば高い技術を持つ」といったレベルだと考えられます。

つまり、「才能(先天的にもつ個性という意味で)」なんてもちろん必要ないですし、誰でも適切に日々の勉強を積み重ねれば獲得できる資格(能力)だということです。

テイスティング能力も含め、私たち全員に獲得可能な能力しか必要とされていないんです。それどころか、資格を取った後、まだまだブラッシュアップしてその能力を高めていけることを教えてくれています。→たとえ今は資格の勉強でいっぱいいっぱいだったとしてもです。

この事実を知ることで、エネルギーが湧いてきた方もたくさんおられるのではないでしょうか。

もう少しだけ続けます。

※表紙は氷結ヴィダル

一生懸命にやればやるほど幸運に恵まれることを私は発見した。by T・ジェファーソン

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カナダ <C>

目次

 

長年、ソムリエ試験的にはそれほど重要視されてきませんでした。ただ、近年出題が増え、CBT試験以降は無視できる存在ではなくなりました。2024年の教本でオカナガン・ヴァレーのサブリージョンが大幅に追加されています。要注意です。

A カナダのワインについて

◆概要
カナダはロシアに次ぐ世界で2番目の広大な国土を持ち、北アメリカ大陸の40%を占めています。ワイン産地はオンタリオ州とブリティッシュ・コロンビア州に集中<1>しており、その中でも、オンタリオ州のナイアガラ・ペニンシュラ地区ブリティッシュ・コロンビア州のオカナガン・ヴァレー地区が主要ワイン産地となります。
国内でのワイン消費量は増えており、この2州以外でもワイン生産が始まっていて、特に近年、ノヴァ・スコシア州、ケベック州でも寒冷なため小規模ではありますが、高品質ワインが造られるようになってきています<1>
2022年現在カナダには約620のワイナリーがあります。(うち200がスパークリングワインを製造)

寒冷な気候は良質なスパークリングワインの生産に適しており、オンタリオ州、ノヴァ・スコシア州を中心に高品質スパークリングワインの生産が増加、近年世界的に人気のPet Nat(=ペティヤン・ナチュレル)の生産も増えています。オンタリオ州では2019年にワイン生産量が前年比11%減だったのにもかかわらず、スパークリングワインの生産量は34%増加しました。また、寒冷な気候を活かして造られるアイスワインも特筆されます。

ただ、高品質ワインの歴史は浅く、国内ワイン市場においては輸入ワインの占める割合が高いのも特徴です。2019年度ではカナダ全体の販売量の約70%を輸入ワインが占めました。

◆歴史
1811年<1> ヨハン(ジョン)・シラー<2>がオンタリオ州<1>でワイン造りを始めたのが最初と言われています。

東のオンタリオ州は、アメリカのニューヨーク州・ペンシルバニア州の影響<1>大きく受け発展し、30~40年前まではヴィティス・ラブルスカ種とフランス系交配種から造られる地元消費用の甘口ワインが主流<1>でした。一方、西のブリティッシュ・コロンビア州は、アメリカのワシントン州の影響<1>を受けた為、東西の共通性は極めて少なくなっています。

1988年 米加自由貿易協定による関税撤廃が決定。その過程において、アメリカ産ワインが大量に輸入されることで競争力の低いカナダ産ワインが市場を失うことを危惧したため、政府はワイン生産者に対して、交配品種やラブルスカ種からヴィニフェラ種への植え替えを奨励し、補助金を出す政策を取りました。この流れは一気に加速し、生産者の意識も高まり、国際水準の素晴らしいワインが生産されるようになり、世界の注目を浴びるようになります。

◆気候風土
太平洋側の沿岸部は暖流の影響で温帯に属し、夏は好天で乾燥し過ごしやすく、冬は温暖で雨が多い。ただ、内陸に進むにつれて寒冷な気候になります。一方で、オンタリオ州南端部では、湖や河川からの影響が大きく、厳しい寒さが和らげられることでブドウ栽培に適した気候となっています。

◆ワイン法
カナダのワインは大きく下記の3つのカテゴリー分けられます。

1. VQA(Vintners Quality Alliance)認証ワイン<5>
オンタリオ州でVQA(ブドウ醸造業者資格同盟制度)が導入され、特定栽培地域DVAが規定されました。

その後、ブリティッシュ・コロンビア州にもVQAが導入され、表示は「BC VQA」と記載されます。→BC無しの場合はオンタリオ州を指し、ブリティッシュ・コロンビア州の場合は”BC”を付けます。また、100%カナダ産のブドウを使用しなければならなりません。

2. 100%Canadian Wine(Product of Canada)
カナダ産ブドウ100%で造られる高品質ワイン。VQAが採用されていない州のワインや、上記のVQAの規定に当てはまらないワインが含まれます。

3. インターナショナル・ブレンド
カナダ産の原料(ワイン、マスト、果汁など)と輸入した原料をカナダでブレンドして生産し、瓶詰したワイン。オンタリオ州では、オンタリオ州産ブドウを25%以上<1>使用しなければならない。

カナダのアイスワインに関する規定
アイスワインとは、樹上で凍ったブドウを外気温-8℃以下で収穫、凍ったまま圧搾・醸造して造られる甘口ワイン。<1>→ブドウ果粒内の水分は凍っていますが、その他のブドウのエキス分は凍らずに圧搾によって流れ出るので、非常に少量の凝縮したマストが得られます。最近では、発泡性アイスワインやドサージュにアイスワインを使ったスパークリングワインも造られています。

・VQAワインの基準に則る。ヴィンテージを記載。

・同一原産地のブドウを100%使用し、ラベルに記載された原産地名のブドウを85%以上<1>使用。→なんともわかりづらい言い回しですね…。

・ブドウは認可されたヴィテス・ヴィニフェラまたはヴィダル・ブランのみ<1>

・人工的に凍結させるなどの糖分凝縮操作は不可、シャプタリザシオン禁止

・地理的表示は州名表示以外のG.I.でなければならない。

・醸造後・瓶詰時の残糖は100g/ℓ以上<1>であること。

B オンタリオ州(カナダ南東部)

エリー湖やオンタリオ湖などの大きな湖が隣接していることにより、大陸性気候の夏の暑さや冬の厳しい寒さが和らげられ、湖からの風がブドウを霜害から守るなど、好影響を与えています。<4>
オンタリオ州のアイスワイン用のブドウの収穫は12月中旬から1月初旬が多いですが、その年の気候により2月、3月になることもあります。<1>

◆オンタリオ州のワイン法
1988年 VQAが組織され、100%オンタリオ州産のブドウについて規定を決めました。<1>→関税撤廃に伴うラブルスカ種からヴィニフェラ種への植え替え時に、政府が生産量を補うために大量の海外ワイン原料を輸入し、これらとオンタリオ州産のブドウをブレンドした低価格のワインを大手ワイナリーが「Cellard in Canada」の名前で大量に生産。以降、このタイプのワインの生産が継続され、市場において大きな割合を占め続けたことに危機感をいだいた中小ワイン生産者が立ち上がり、VQA設立の運びとなりました。

アペレーション
DVA(=Designated Viticultural Areas)<1>:VQAによって規定

ラベル表示規則
・原産州表示:「Ontario」と表示するためには100%<1>オンタリオ州産の認定品種を使用(ヴィテス・ヴィニフェラ及び一部ハイブリッド)

・収穫年表示:85%以上当該年のブドウを使用

・DVA表示:85%以上当該DVA産のブドウ、かつ州内産ブドウ100%を使用。ブドウは認可されたヴィテス・ヴィニフェラのみ(アイスワインのヴィダルを除く)。→ナイアガラ・ペニンシュラのサブ・アペレーションを名乗る時のみ100%

・ブドウ品種名表示<2>:85%以上表記されたブドウ品種を使用(ブドウ品種が2種の場合、合計で90%以上、3種の場合、95%以上)

・畑名表示:100%以上当該畑産のブドウを使用、ブドウは認可されたヴィテス・ヴィニフェラのみ(アイスワインのヴィダルを除く)。

・Blanc de Noirの表示:85%以上黒ブドウ品種を使用

瓶内二次発酵方式のスパークリングワインの熟成期間
・ノンヴィンテージ:9か月
・ヴィンテージ:12か月

◆主要ブドウ品種
VQAワイン用ブドウ品種別ワイン生産量
① シャルドネ<3>
② 
リースリング
③ 
カベルネ・フラン
④ メルロ
→以下、
⑤ ピノ・グリ→⑥ ヴィダル→⑦ ピノ・ノワール カベルネ・ソーヴィニヨン 
白ワインと赤ワインがほぼ同量生産されています。

アイスワイン用ブドウ品種別ワイン生産量
① ヴィダル<4>
② リースリング

③ カベルネ・フラン

ヴィダル・ブラン:Vidal 256=Ugni Blanc × Seibel 4986<1>→果皮が厚く、高い酸度とフルーツフレーバーを有し耐寒性がある為、アイスワインに向いています。

◆主な産地

Niagara Peninsula<2>
カナダ最大のワイン生産地<2>→オンタリオ州のワイン生産量の約68%がこの地区で生産されています。
ナイアガラの滝周辺を形成する、ナイアガラ山とも呼ばれる巨大な傾斜大地(Escarpment)の断崖壁に湖からの風がぶつかって独特な空気の流れを形成する<2>ことが、ブドウ栽培に最適な気候をもたらしており、起伏に富んだ地勢から生まれる多様な微気候が存在します。

下記の2つのリジョナルアペレーション<4>と10のサブアペレーションがあり、リジョナル・アペレーションは下記のサブアペレーションを包括しています。→サブアペレーションの出題があります。なんとなくでも良いので…。
Niagara Escarpment<1>:下記1⃣2⃣3⃣ <3>
Niagara on the Lake<2>:下記4⃣5⃣6⃣7⃣<1>

・Lake Erie North Shore<1>
・South Islands<1>→名前が唯一ブリティッシュ・コロンビアっぽい(?)ので注意しておきましょう。
・Prince Edward County<4>:カナダ最東端<1>

 

C ブリティッシュ・コロンビア州(西側海岸沿い)

内陸のオカナガン・ヴァレーやシミルカミーン・ヴァレーは乾燥地帯で、夏の気温が高く雨量が少なく日照時間が長い<1>。特に南部は昼夜の気温差が大きく、良いブドウが生産されています。

太平洋沿岸のフレーザーヴァレー、バンクーバー・アイランド、ガルフ・アイランズは、気温が高く乾燥した夏と温暖で雨の多い冬に恵まれています。

◆ブリティッシュ・コロンビア州のワイン法
近年、設立されたBCWAが州政府からの委託を受けて、基本的なワイン法(Wines of Marked Quality Regulation)に基づいて、VQAワインを含むブリティッシュ・コロンビア州産のワインの原産地の表示や官能評価による品質基準の維持などを行うようになりました。

Wines of Marked Quality Regulationをもとに定められる原産地呼称G.I.<2>(=Geographical Indication)が定められています。

ラベル表示規則
・原産州表示:「British Columbia」と表示するためには100%ブリティッシュ・コロンビア州産の認定品種を使用(ヴィテス・ヴィニフェラ及び一部ハイブリッド)

・収穫年表示:85%以上当該年のブドウを使用→以前は95%でした。

・ブドウ品種名表示<2>:85%以上表記されたブドウ品種を使用(主要品種が2種の場合、合計で90%以上、3種の場合、95%以上)

・G.I.表示:95%以上当該G.I.産のブドウ、かつ州内産ブドウ100%を使用。

・BC Wines of Distinction:100%州内産のブドウまたはマストを用いて、規定にしたがって醸造・瓶詰めされたワイン。ラブルスカ種100%は認められない。

・BC VQA:1990年に導入されたVQA制度。最も厳しい基準をクリアしたワインのみが認証されます。アイスワインとレイトハーベスト・ワインはVQAの格付けのみに認められています。また、G.I.認定されているワインでなければならない。ブドウはヴィニフェラ種と認可された交配品種。

・畑名表示:G.I.内にある事前に登録された畑のブドウ100%使用。

瓶内二次発酵方式のスパークリングワインの熟成期間
・ノンヴィンテージ:9か月
・ヴィンテージ:12か月

◆主要ブドウ品種(生産量順)
① メルロ<3>
② ピノ・グリ
③ ピノ・ノワール

④ カベルネ・フラン
⑤ シャルドネ
→以下、→ カベルネ・ソーヴィニヨン → シラー → リースリング。黒ブドウがやや多めの6割程度生産されています。

◆主な産地

・Okanagan Valley<2>
ブリティッシュ・コロンビア州最大<1>の産地。
ブリティッシュ・コロンビア州の栽培面積の86%<1>を占め、現時点で11のサブリージョンがGIとして承認され、未承認を含めて12の区分けで解説されていますが、他にも未承認の栽培地域が多く存在しています。→2024年教本で大幅な追加修正が入りました。
年間を通じて降水量が少なく、非常に乾燥しているため灌漑が必須の産地です<1>主要なサブリージョンは押さえておく必要がでてきました。
◎Golden Mile Bench<1>
→オカナガン・ヴァレーで最初の正式なGI<1>として承認されたサブリージョン。
Black Sage Bench/Osoyoos<2>
→最南端で日照も良く温暖<1>。GI未承認ながら高品質なブドウが収穫されることで有名。試験にもよく出題されています。

・Similkameen Valley<1>:カナダのオーガニックの首都
・Fraser Valley<1>バンクーバーから東に伸びる海洋性気候のワイン産地。ドイツ系白ワインが有名。<1>
・Vancouver Island
・Gulf Island<1>

※〇〇Valley、〇〇 Islandとあればおおよそブリティッシュ・コロンビア州です。

D ケベック州

ブドウ栽培地域は州南部に集中しており、気候は湿度の高い大陸性気候、夏は短く冬の寒さが厳しい<2>。降雪量が極めて多く、越冬の為にブドウの樹を土で覆う必要があります。

主要品種は国際品種が多い。また、PGIワインの管理はケベック州政府機関のCARTVが管理し、P.G.I. Quebec Wine、P.G.I. Quebec Ice Wine<1>が承認されています。

 

E ノヴァ・スコシア州

オンタリオの東にある半島。3方を大西洋に囲まれ、全体としては非常に寒冷な気候。ケベック州と同じく降雪量が多く、越冬の為にブドウの樹を土で覆う必要があります。すべてのブドウ畑が海から20㎞以内にあり、州内に18のワイナリーがある。その寒冷な気候からピノ・ノワール<1>に高い将来性があるとみられています。

白の主要品種がラカディー、黒の主要品種にはマレシャル・フォッシュ、ルーシー・クールマン。<1>

・ Tidal Bay<2>:ノヴァ・スコシア州のブドウ100%で冷涼産地ならではの繊細さとアロマティックさがあるワインに許可されるアペレーション

過去問で確認です。

 

ソムリエ試験 過去問

【過去問】
1811年、オンタリオ州でカナダ最初のワイン造りを始めた人物を次の中から1つ選び、解答欄にマークしてください。

1. ジェイミー・マクファーレン
2. ジョン・シラー
3. シャルル・フルニエ
4. ジェームズ・バズビー

【過去問】
ヴィダルの交配を次の中から1つ選び、解答欄にマークしてください。

1. ユニ・ブランとセイベル 4986
2. バコ・ノワールとセイベル 4986
3. リースリングとセイベル 4986
4. シャルドネとセイベル 4986

【過去問】
カナダのワイン法で単一品種ワインをラベルに表記する場合、何%以上表記された品種が含まれていなければならないか、次の中から1つ選び、解答欄にマークしてください。

1. 75%
2. 85%
3. 95%
4. 100%

【過去問】
オンタリオ州のワイン生産地域を次の中から1つ選び、解答欄にマークしてくだ さい。

1. Vancouver Island
2. Lake Erie North Shore
3. Fraser Valley
4. Similkameen Valley

【過去問】
次のカナダワインについての文章で正しいものを 1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. ワイン造りは 1711 年に始まった
2. ワイン造りはジョン・シラーがブリティッシュ・コロンビア州で始めた
3. 30 年から 40 年前まではヴィティス・ラブルスカ種とフランス系との交配種を主に使っていた
4. 冷涼な気候を活かして造られるフォーティファイドワインは世界中から注目されている

【解説】
ちょっと難しいですね。ただ少なくとも、1.と2.を外して、3.と4.で悩まなくてはいけません。そして、選択肢を読んで、アメリカの流れからラブルスカ種とフランス系の交配に反応し、一方でカナダでフォーティファイドワインが世界中から注目されているなんて聞いてないなぁと思えば正解です。

【過去問】
カナダのブリティッシュ・コロンビア州のワイン産地を 1 つ選び、解答欄にマー クしてください。

1. Prince Edward County
2. Lake Erie North Shore
3. Niagara Peninsula
4. Similkameen Valley

【過去問】
ブリティッシュ・コロンビア州で最大のワイン生産量の産地を 1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. Okanagan Valley
2. Niagara Peninsula
3. Prince Edward County
4. Similkameen Valley

【過去問】
次の地図中 1 ~ 6 の中から(A)、(B)に該当するカナダワインの産地をそれぞれ1 つ選んでください。

canadawo

(A)Niagara Peninsula
(B)Okanagan Valley

【過去問】
1811 年にジョン・シラーがカナダで最初のワイン造りを始めた州名を 1 つ選んでください。

1. Prince Edward Island
2. British Columbia
3. Ontario
4. Quebec

【過去問】
カナダのブリティッシュ・コロンビア州の栽培地域を 1 つ選んでください。

1. Okanagan Valley
2. Lake Erie North Shore
3. Prince Edward County
4. Niagara Peninsula

【過去問】
カナダのオンタリオ州でアイスワイン生産量が最も多い、アイスワイン用のブドウ品種を 1 つ選んでください。

1. Pinot Gris
2. Riesling
3. Cabernet Franc
4. Vidal

【過去問】
カナダのブリティッシュ・コロンビア州の栽培地域を 1 つ選んでください。

1. Okanagan Valley
2. Lake Erie North Shore
3. Prince Edward County
4. Niagara Peninsula

【過去問】
カナダのオンタリオ州のアイスワインに使用されるワイン用ぶどう品種で最も生産量が多いものを1つ選んでください。

1. Pinot Gris
2. Vidal
3. Riesling
4. Cabernet Sauvignon

【過去問】
カナダ全体のワイン用ぶどう品種の約85%を栽培している州を1つ選んでください。

1. Nova Scotia
2. Quebec
3. Ontario
4. British Columbia

【過去問】
カナダで最も生産量の多いアイスワイン用ぶどう品種を1つ 選んでください。

1. ヴィダル
2. シャルドネ
3. バコ・ノワール
4. リースリング

【過去問】
次の1~4 の中からカナダのアイスワインで知られるVidal はSeibel 4986と何の交配種なのかを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Ugni Blanc
2. Riesling
3. Chasselas
4. Chenin Blanc

【過去問】
次のカナダのワイン産地の中から、Ontario州に属しているものを1つ選んでください。

1. Okanagan Valley
2. Fraser Valley
3. Prince Edward County
4. Gulf Island

【過去問】
カナダのオンタリオ州で、最も生産量の多いアイスワイン用ぶどう品種を1つ選んでください。

1. Pinot Gris
2. Riesling
3. Cabernet Franc
4. Vidal

【過去問】
次の中からカナダのワイン用ぶどう品種Vidal 256の交配として正しいものを1つ選んでください。

1. Chardonnay × Seibel 4986
2. Pinot Blanc × Seibel 4986
3. Riesling × Seibel 4986
4. Ugni Blanc × Seibel 4986

【シニア過去問】
カナダのブリティッシュ・コロンビア州のワイン産地を一つ選んでください。

1. Similkameen Valley
2. Lake Erie North Shore
3. Prince Edward County
4. Niagara Escarpment

今回はCBT試験想定問題もつづけます。

 

CBT想定問題

↓想定問題の回では毎回同じ記述を添えております。ご存知の方は読み飛ばして下さい。
※これらの問題は2022年以前に受験された方々からいただいた出題情報をもとに、私が手直したものです。CBTという特性上、全く同じ問題という確証は取れませんので<想定問題>とさせていただきました。出題頻度が高いと予想される問題は複数回登場していますが、そこも確認だと思って目を通してみてください。また、先に進むほど最新の出題を意識したものになっております。
実際の試験では選択肢方式ですが、問題量も多いのですべてにはつけておりません。また各回の過去問と同じく解答はつけておりませんが、提供された情報から実際の試験で何を問う問題だったのかがわかっている問題は解答をつけました。
【答】マークの右横を選択、もしくはタップや長押し(スマホ・タブレットの方)をしていただくと解答が見れるように同系色の文字で記載してあります。「何が問われたか」という部分で参考にしてください。

 

【問題】
・「Niagara Peninsula」「Okanagan Valley」「Similkameen Valley」「Gulf Island」の中からオンタリオ州に属するワイン産地を選べ。

・カナダにおけるアイスワインの説明として正しいものを選べ。
【答】 樹上で凍ったブドウを外気温-8℃以下で収穫、凍ったまま圧搾・醸造して造られる。

・「Lake Erie North Shore」「Prince Edward County」「Okanagan Valley」「Niagara Escarpment」の中からブリティッシュ・コロンビア州に属するワイン産地を選べ。

・カナダにおけるVQAの説明として正しいものを選べ。
【答】 VQAに沿ったワイン生産が行われているのはオンタリオ州とブリティッシュ・コロンビア州だけである。

・カナダ最大のワイン生産地といえば?

・オンタリオ州の気候の説明として正しいものを選べ。
【答】 エリー湖やオンタリオ湖などの大きな湖が隣接していることにより、大陸性気候の夏の暑さや冬の厳しい寒さが和らげられ、湖からの風がブドウを霜害から守る。

・ブリティッシュ・コロンビア州において最も生産量が多いブドウ品種は?

・カナダのアイスワインの収穫に関する説明として正しいものを選べ。
【答】 オンタリオ州ではアイスワイン用のブドウの収穫は12月中旬から1月初旬、気候により2月、3月になることもある。

・Fraser Valleyについての説明として正しいものを選べ。
【答】 バンクーバーから東に伸びる海洋性気候のワイン産地。ドイツ系白ワインが有名。

・「Okanagan Valley」「Prince Edward County」「Gulf Island」「Similkameen Valley」の中からオンタリオ州に属するワイン産地を選べ。

・カナダにおいて、ブドウ品種名をラベルに表示する場合のそのブドウ品種の最低使用比率を選べ。

・Okanagan Valleyのブリティッシュ・コロンビア州で占めるブドウの栽培面積の割合は?

・オンタリオ州におけるVQAワイン用ブドウ品種として最も生産量が多いブドウ品種は?

・ヴィダル256の交配として正しいものを選べ。

・「Prince Edward County」「Lake Erie North Shore」「Niagara Escarpment」「Fraser Valley」の中からブリティッシュ・コロンビア州に属するワイン産地を選べ。

・オンタリオ州において、「Ontario」とラベルに表示する場合のオンタリオ州産ブドウの最低使用比率を選べ。

・オンタリオ州において、アイスワイン用として最も生産量が多いブドウ品種は?

・「Lake Erie North Shore」「Okanagan Valley」「Similkameen Valley」「Gulf Island」の中からオンタリオ州に属するワイン産地を選べ。

・オンタリオ州のワイン法の説明として正しいものを選べ。
【答】 1988年にVQAが組織され、100%オンタリオ州産のブドウについて規定を決めた。

 

・カナダのワイン産地の説明として正しいものを選べ。
【答】 東のオンタリオ州は、アメリカのニューヨーク州・ペンシルバニア州の影響を大きく受け、西のブリティッシュ・コロンビア州は、アメリカのワシントン州の影響を受けて発展した。

・ブリティッシュ・コロンビア州の説明として正しいものを選べ。
【答】 内陸のオカナガン・ヴァレーやシミルカミーン・ヴァレーは乾燥地帯で、夏の気温が高く雨量が少なく日照時間が長い。

・「Similkameen Valley」「Niagara on the Lake」「Lake Erie North Shore」「South Islands」の中からブリティッシュ・コロンビア州に属するワイン産地を選べ。

・カナダにおけるVQAの説明として正しいものを選べ。
【答】 VQAに沿ったワイン生産が行われているのはオンタリオ州とブリティッシュ・コロンビア州だけである。

・近年のカナダのワイン産地の説明として正しいものを選べ。
【答】 ノヴァ・スコシア州、ケベック州にも小規模であるが、高品質ワインが造られるようになってきている。

・カナダにおいて、最も東にあるワイン産地を選べ。

・カナダにおいて、Single-Varietalでブドウ品種を表示する時のそのブドウの最低使用比率を選べ。

・オンタリオ州の気候の説明として正しいものを選べ。
【答】 エリー湖やオンタリオ湖などの大きな湖が隣接していることにより、大陸性気候の夏の暑さや冬の厳しい寒さが和らげられ、湖からの風がブドウを霜害から守る。

・ブリティッシュ・コロンビア州において、最も生産量が多いブドウ品種は?

・カナダにおいて、最初にワイン造りを始めた人物は?

・カナダワインの歴史についての説明として正しいものを選べ。
【答】 30~40年前まではヴィティス・ラブルスカ種と交配種から造られる地元消費用の甘口ワインが主流であった。

・Niagara-on-theLakeとNiagara Escarpmentの2つのリジョナル・アペレーションがあるワイン産地を選べ。

 

・カナダの高品質なワインの認証制度を表すものを選べ。

・Niagara EscarpmentとNiagara-on-theLakeの説明として正しいものを選べ。

・オンタリオ州の気候の説明として正しいものを選べ。

・「Fraser Valley」「Similkameen Valley」「Prince Edward County」「Gulf Island」の中からオンタリオ州に属するワイン産地を選べ。

・1811年にヨハン(ジョン)・シラーがワイン造りを始めた州は?

・カナダのワイン産地に関する説明として正しいものを選べ。
【答】 ワイン産地はオンタリオ州とブリティッシュ・コロンビア州が主要ワイン産地である。 

・ケベック州の説明として正しいものを選べ。
【答】 気候は湿度の高い大陸性気候、夏は短く冬の寒さが厳しい。降雪量が極めて多く、越冬の為にブドウの樹を土で覆う必要があります。

・カナダのワイン法の「インターナショナル・ブレンド」においてオンタリオ州では、オンタリオ州産ブドウを何%使用しなければならないか?

・「Lake Erie North Shore」「Prince Edward County」「Gulf Island」「Niagara Escarpment」の中からブリティッシュ・コロンビア州に属するワイン産地を選べ。

・オンタリオ州におけるVQAワイン用ブドウ品種として最も生産量が多い黒ブドウ品種は?

・Okanagan Valleyについての説明として正しいものを選べ。
【答】 年間を通じて降水量が少なく、非常に乾燥しているため灌漑が必須。

・Niagara Peninsulaの説明として正しいものを選べ。
【答】 ナイアガラ山とも呼ばれる巨大な傾斜大地(Escarpment)の断崖壁に湖からの風がぶつかって独特の空気の流れを形成する。

・ブリティッシュ・コロンビア州州最大のワイン産地といえば?

・「Similkameen Valley」「Vancouver Island」「Gulf Island」「South Islands」の中からオンタリオ州に属するワイン産地を選べ。

・カナダにおいて、初めてワイン造りが行われた年は?

 


・オンタリオ州において、アイスワイン用として最も生産量が多いブドウ品種は?

・ブリティッシュ・コロンビア州の特徴の説明として正しいものを選べ。

・カナダにおいて、「Black Sage」と「Osoyoos」
をサブリージョンにもつワイン産地を選べ。

・ナイアガラ・ペニンシュラの説明として正しいものを選べ。
【答】 ナイアガラ山とも呼ばれる巨大な傾斜大地(Escarpment)の断崖壁に湖からの風がぶつかって独特な空気の流れを形成することが、ブドウ栽培に最適な気候をもたらしており、起伏に富んだ地勢から生まれる多様な微気候が存在します。

・次の中から、ブリティッシュ・コロンビア州のワイン産地を選べ。
【答】 Okanagan Valley

・次の中から、ノヴァ・スコシア州の主要品種を選べ。

・次の中から、オンタリオ州のワイン産地を選べ。
【答】 Niagara Peninsula、Prince Edward County 複数出題がありました。

・ナイアガラ・ペニンシュラの説明として正しいものを選べ。
【答】 Niagara Escarpment、Niagara-on-the-Lakeがリジョナル・アペレーションとして属する。

・次のナイアガラ・ペニンシュラのサブ・アペレーションの中で、 Niagara Escarpmentに属するものを選べ。

・次のカナダの産地の中で、 Niagara Escarpmentを包括する産地を選べ。

・ブリティッシュ・コロンビア州で規定されている原産地呼称の名称は?

・オンタリオ州で規定されている地理的呼称の名称は?

・次の中で、カナダのワイン法に関連する略称を選べ。
→選択肢に「Q.V.A V.Q.A A.V.A」が並んでいたとの報告。

・カナダにおいて、大西洋側のワイン産地の気候に影響を与えるものを選べ。

・オンタリオVQAで規定されたアペレーションを選べ。

 

 

・カナダのノヴァ・スコシア州のアペレーションを選べ。
【答】 Tidal Bay

・ノヴァ・スコシア州で高い将来性があると見られているのは?

・ケベック州の気候の説明として正しいものを選べ。

・オンタリオ州において、アイスワイン用として最も生産量が多いブドウ品種は?

・カナダにおいて、「Black Sage」と「Osoyoos」をサブリージョンにもつワイン産地を選べ。

・ナイアガラ・ペニンシュラのリジョナル・アペレーションはどれか?
【答】 Niagara Escarpment

・次のカナダの産地の中で、 Niagara Escarpmentを包括する産地を選べ。

・カナダのワイン法に関連するものを選べ。
【答】 GI →ふわっとした出題ですね。VQA、DVA、GI、BC VQAなどの用語を押さえておいた方が良さそうです。

・ブリティッシュ・コロンビア州で規定されている原産地呼称の名称は?

・Niagara-on-the-Lakeが属する州を選べ。→この年は急に広域です。

・カナダのワインについて正しいものを選べ。
【答】 ケベック州にはQuebec Ice Wineと言うPGIがある。

・カナダで、VQA規定に沿ったワイン生産がおこなわれているのはどこか?
【答】 ブリティッシュ・コロンビアオンタリオ (他の選択肢として、オンタリオのみ、ブリティッシュ・コロンビアのみ等があったそうです。)

 

・オンタリオ州における最大の産地として正しいものを選べ。

・Poutineはどこの国の郷土料理か?→ここまで押さえるのはなかなか難しいですね。プーティンはカナダのソウルフードでフライドポテトに粉チーズとグレーヴィーソースをかけて食べるスナックです。ここでなんとなく覚えておいてください。

・(75%、85%、95%、100%)の中から、カナダにおいてアイスワインの原産地を表示する際の、該当ブドウの使用比率として正しいものを選べ。

・次のナイアガラ・ペニンシュラのサブ・アペレーションの中で、 Niagara Escarpmentに属するものを2つ選べ。

・ブリティッシュ・コロンビア州に位置する産地を選べ。

・次の中から、オンタリオ州の生産地域を選べ。
【答】 Prince Edward County

・オンタリオ州に位置するリジョナル・アペレーションを選べ。→ちょっと面倒な言い回しです。
【答】 Niagara Escarpment

・Tidal Bayはどこの州のアペレーションか?

・「ヴィティス・ヴィニフェラのみ」「ヴィニフェラとヴィダル」「ヴィニフェラと交配品種」「ヴィニフェラとラブルスカ」のうち、オンタリオ州のアイスワインで認められている品種は?

・オンタリオ州において最も生産量が多い白ブドウ品種は?

・ブリティッシュ・コロンビア州において、最も生産量が多いブドウ品種は?

・オンタリオ州において、アイスワイン用として最も生産量が多いブドウ品種は?

・1811年にオンタリオ州で初めてワインづくりを始めた人物は?

・オンタリオ州の特徴の説明として正しいものを選べ。
【答】 オンタリオ州端部では河川の影響でさが和らげられる。

・(Lake Country、Black Sage Bench、Skaha Bench、South Kelowna Slopes)の中で、Okanagan Valleyのサブリージョンで、最も米国との国境に近く最も温暖な産地を選べ。

・(Naiagara Falls、Niagara-on-the-Lake、Naiagara Lakeshore、Naiagara River)のうち、ナイアガラ・ペニンシュラのリジョナル・アペレーションは?

・Okanagan Valleyで最初に正式にGI認定されたサブリージョンは?

・カナダのワイン法において、アイスワインの瓶詰時の残糖量の規定として正しいものを選べ。

・次のナイアガラ・ペニンシュラのサブ・アペレーションの中で、 Niagara-on-the-Lakeに属するものを選べ。

 

お疲れ様でした!
ここもしっかりと勉強しなくてはいけないところになってしまいました。時期的にもひとつひとつしっかりと確認して先を急ぎましょう。

次はチリに進みます。

何かございましたらこちらまで
info@majime2.com 牧野 重希





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