2021年度講座開講中!CBT試験対応!ワインスクールに通わずとも合格できるということ。

ちょっとまじめにソムリエ試験対策こーざ

カテゴリー

二次のテイスティングはなんとかなる!
二次のテイスティングに出題されたワイン
主要ブドウ品種の特徴
ワインの酸とアルコール
赤ワインの尺度
テイスティング用語選択用紙
テイスティング関する質問に

必勝マニュアルのご案内
テイスティングセミナー

論述試験対策

二次受験報告2014
二次受験報告2015
二次ソムリエ2016
二次エキスパート2016
二次ソムリエ2017
二次エキスパート2017
二次ソムリエ2018
二次エキスパート2018
二次ソムリエ2019
二次エキスパート2019

はじめに、読み方、使い方

フランス
スペイン、ポルトガル
イタリア
スイス、オーストリア
ハンガリー、スロヴェニア
ギリシャ、クロアチア
ブルガリア、ルーマニア
ジョージア、モルドバ
英国、ルクセンブルク
ドイツ

アメリカ、カナダ
チリ、アルゼンチン、ウルグアイ
オーストラリア
NZ、南アフリカ

日本、日本酒

テイスティング・購入・販売
サービス実技・チーズ
酒類飲料概論

エクセレンス呼称対策
フランスワイン講座

コート・デュ・ローヌ南部 <C>

2021/06/01
 
この記事を書いている人 - WRITER -

第32回

14世紀にローマ法王の法王庁がアヴィニヨン<18><20に移されました。その後約70年間この地に留まるのですが、近郊に避暑地として法王の城館が建設されました。当時からこの地でもブドウ栽培は行われていましたが、法王庁が置かれたことで飛躍的に発展したということです。→ワインの歴史とキリスト教の歴史は密接です。

Chateauneuf du Pape直訳すると「法王の新しいお城」を意味し、歴史的に法王庁がこの地方に置かれたことに由来します。

味わいはやや鋭角な酸と果実味のコントラストが特徴のCote-Rotie、Hermitageに対して、Chateauneuf du Papeはより黒い果実味が主体です。エレガントでやわらかいタイプからムンムンするような南のパワフルさを兼ね備えたものまで造られます。

もう一つ、VacqueyrasというAOCがあります。赤・白・ロゼすべてが認められているのですが、その読み方についてです。→やっぱりフランス語の発音は難しいんです。日本語に母音の数が少ないことも要因の一つだと思います。ちなみにフランス語には母音が16もあるんです。

Vacqueyrasは教本にはヴァケイラスと書かれていたり、参考書によってバラバラです。←フランス語を正確にカタカナで表記することはできません。
私が何人かの生産者に直接聞いた限りでは”ヴァケラス”が一番近いと思われます。少なくとも”イ”は入りません。→ここも“r”の発音は“ラ”ではなく、“ハ”に近いのですが。

ソムリエ試験でヴァケラスと書く問題は99.99%出題されませんが、なんとなく頭の片隅に置いておいてください。

一見、あまり意味のない発音の話ですが、Vacqueyrasについてはこれで少しは覚えやすくなるのではと勝手に思っています。→それでも、表紙の写真はGigondasの街です。

明日ではなく、今日少しだけでも頑張りましょう。疲れているのは皆同じです!
2月最後の更新です。次は3月!
にほんブログ村 酒ブログ ソムリエへ



コート・デュ・ローヌ南部 <C>

C 南部ローヌ

コート・ロティの急斜面やエルミタージュの高い丘とは違い、広大な丘陵地帯に畑が広がります。

◆主要ブドウ品種

・白ブドウ
たくさんありますが、グルナッシュ・ブランルーサンヌ、マルサンヌ、クレレットが主体です。

・黒ブドウ
こちらもグルナッシュ主体です。シラー、ムールヴェードルなど。
※Chateauneuf du Pape以外はAOCに対するブドウ品種を個別に覚える必要はありません。何となく、グルナッシュ主体で十分です。赤も白もブドウ品種をブレンドすることが一般的です。


◆南部ローヌのAOCについて

地図を確認。まずは赤下線を引いたAOCがローヌ川の右岸、左岸のどちらにあるか意識しながら覚えることから始めましょう。

ロゼのみのAOC
・Tavel<18>→グルナッシュ主体。フランス三大ロゼワインの一つです。

赤のみのAOC<19>→この三つは比較的新しいAOC
・Beaumes de Venise
・Vinsobres
・Rasteau<18>
※Beaumes de VeniseとRasteauは元々Vins Doux NaturelsのAOCで赤・白・ロゼがあります。→後述。

赤・白が認められるAOC
・Chateauneuf du Pape
・Cairanne<19>
→ローヌ最
新のAOCです。2016年に赤・白が認められました。もともとはコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュのサブリージョンの中でも非常に評価が高い産地で、多くの生産者が”ケランヌ”の名前をエチケットに記載しておりました。要注意です。

赤・ロゼが認められるAOC
・Gigondas<18><20>
→グルナッシュ主体<20>。コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュから最初に独立したAOC(1971年)。

白のみのAOC
Clairette de Bellegarde
クレレットとありますから覚えることもなく白です。

その他のAOC
上記以外のAOCは赤・白・ロゼが認められます。なかでも、
・Lirac<20>
・Vacqueyras
は暗記必須です。

・Grignan-Les Adhemar:南ローヌ最北のAOCです<19>→カタカタにすると「グリニャン・レ・ザデマール」。昔はコトー・デュ・トリカスタンと言ってました<18>

・Duche d’Uzes:2013年にも新AOCが認められました。←よ、読めない…。覚える必要はないと思いますが、赤・白・ロゼ可です。

ひとまず、LiracとTavelはローヌ川右岸にあります。<18>

その他のAOCは過去問等で出会った時に、そして一次試験直前に一気に眺めましょう。それくらいで十分です。




D Chateauneuf du Pape

の生産が認められています。→白はほんの数パーセントですが。

白ブドウ、黒ブドウ合わせて13品種の使用が認められます。<19>
→色までわけると18種<20>。覚えなくてもいいけど、グルナッシュ・ノワールとグルナッシュ・ブラン、グルナッシュ・グリも認められています。

黒ブドウ
グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、サンソー、クーノワーズ、ヴァカレーズ、テレ・ノワール、ミュスカルダン

白ブドウ
グルナッシュ・ブラン、クレレット、ブールブラン、ルーサンヌ、ピクプール、ピカルダン

ブドウ品種を見て白ブドウか黒ブドウか、Chateauneuf du Papeに使用が認められているかどうかがわかる必要があります。<18>
→選択肢から選べればいいんですよ。おおよそ
「次のうち認められていないブドウ品種を選びなさい」って聞かれます。細かくおぼえなくても。過去問で慣れてください。

そして、どうしても覚えられない人は必殺技になりますが、
マルサンヌヴィオニエカリニャンが認められていない
と覚えましょう。←けっこう使えます。



D Vins Doux Naturels

酒精強化ワインの一種で、ワインの仲間ですからブドウを収穫して発酵させるところまでは同じです。発酵の途中の未完成のワインにブランデー等を添加し発酵を止めてしまいます。ある一定のアルコール度数以上になると発酵が止まるからです。全ての糖がアルコールに変わる前にアルコール分が添加されるので、甘口のワインが多くなります。→シェリーなど辛口のものも存在します。

有名なところではシェリー、ポート、マデイラが世界三大フォーティファイドワイン(酒精強化ワイン)と呼ばれています。

この地方のVins Doux NaturelsのAOC

Rasteau 赤・白・ロゼ ブドウはグルナッシュ主体です。
Muscat de Beaume de Venise 白・赤・ロゼ<18>→MuscatにはMuscat Rouge a Petits Grainsという赤品種が存在します。

・Rancioについて
この他にRasteau Rancio というものがあります。
Rancio〈 ランシオ 〉とは熟成期間中に太陽熱の影響下に置き、酸化的な独特の香りをつけた酒精強化ワインと、その香りをあらわす言葉です。
さらにhors d’ageというものがあり、最低五年熟成。このRancio、hors d’ageはルーションでも出てきます。

※このVins Doux NaturelsはCotes du Rhone以外では、Languedoc Roussillonで出てきます。どの地域のAOCであるかを見分けられるようにしてください。
→ここは今はさらっと流して、ラングドック・ルーションを終えてからまとめてみると良いでしょう。

※Vins Doux NaturelsではありませんがVin de pailleが北ローヌのHermitageでも造られています。



ソムリエ試験 過去問

【過去問】
次の A.O.C. の中でロゼだけが認められているものを1つ選び、解答欄にマークしてください。

1. Tavel
2. Gigondas
3. Lirac
4. Vinsobre

【過去問】
次の A.O.C. ワインの中で赤のみが認められているものを 1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. Vinsobres
2. Gigondas
3. Vacqueyras
4. Ventoux

【過去問】
コート・デュ・ローヌ地方で法王庁が置かれていた都市を 1 つ選んでください。

1. ヴィエンヌ
2. ヴァランス
3. アヴィニョン
4. リュベロン

【過去問】
フランスの庭園として知られ、バラエティ豊かなタイプのワインが生産される地方を 1 つ選び、解答欄にマークしてください。

1. Jura
2. Val de Loire
3. Bourgogne
4. Cotes du Rhone

【解説】
この地方のことではありませんが、選択肢を一通り学んだところで。覚えていますか?

【過去問】
コート・デュ・ローヌ地方でロゼのみが認められている A.O.C. を 1 つ選んでください。

1. Chateauneuf du pape
2. Tavel
3. Gigondas
4. Rasteau

【過去問】
コート・デュ・ローヌ地方で赤ワインと白ワインの両方が認められている A.O.C. を1 つ選んでください。

1. Chateauneuf du pape
2. Condrieu
3. Saint-Peray
4. Vinsobres

【過去問】
シャトーヌフ・デュ・パプの特徴的な土壌を1つ選んでください。

1. 小石
2. 粘板岩
3. 片岩
4. 花崗岩

【解説】
特にCBT方式になって以降、土壌などちょっとつっこんだ出題も見られるようになりました。全てのAOCの土壌を覚えることは不可能ですから、目についたもの、過去問で取り上げられていたものは覚えておきましょう。シャトーヌフ・デュ・パプといえば小石(2021年度の教本では”玉石”)です。

【過去問】
次の A.O.C. Cotes du Rhone に関する記述について正しい場合は 1 を、誤っている場合は 2 を選んでください。

「コート・デュ・ローヌ地方全体の A.O.C. ワイン生産量の約半分を占めている」

1. 正
2. 誤

【解説】
こちらもちゃんと教本に記載がありますが、ここまで読み込むのはなかなか厳しいですね。正解は1.です。

【過去問】
次のコート・デュ・ローヌ地方のA.O.C.の中から、赤ワインだけの生産が認められているものを1つ選んでください。

1. Coteaux du Tricastin
2. Rasteau
3. Cotes du Vivarais
4. Chateauneuf du pape

【過去問】
次のぶどう品種の中からA.O.C. Chateauneuf du Papeに使用が認められていないものを1つ選んでください。

1. Clairette
2. Muscardin
3. Carignan
4. Cinsault

【過去問】
次の中から A.O.C. Chateauneuf du Pape に認められていないぶどう品種を1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Cinsault
2. Bourboulenc
3. Marsanne
4. Picpoul

【解説】
ほらほら、マルサンヌとヴィオニエ、カリニャンは認められないと覚えておくとうまくいきました。

【過去問】
次のコート・デュ・ローヌ地方のA.O.C.の中から、2008年11月より名称が変更されたものを1つ選んでください。

1. Vinsobles
2. Vacqueyras
3. Ventoux
4. Beaumes de Venise

【解説】
難問のうちに入るので、できなくてもそれほど気にする必要はないと思います。ただ、フランスのAOCは他の国に比べて、それほど変わりませんから、ここ数年の新しいAOCはちょっとばかり気に留めておいた方がよいかもしれません。 

【過去問】
本年春に新ローマ法王ベネディクト 16 世が即位されましたが、14世紀に南フランスにも法王庁がおかれていた時代があったのは歴史上有名です。次の 1-4 の中から法王庁がおかれていた町の名前として正しいものを1つ選び、解 答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Arles
2. Marseille
3. Avignon
4. Nimes

【過去問】
次の記述について正しい場合は1を、誤っている場合は2を選んでください。

「A.O.C. Gigondasは、Cotes du Rhone地方の南部地区に位置しており、赤とロゼの生産が認められている。ぶどう品種はGrenache主体で造られる。」

1. 正   2. 誤

【過去問】
次のコート・デュ・ローヌ地方のA.O.C.に関する記述の中から正しいものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. A.O.C. Chateauneuf du Pape は、赤・ロゼ・白を造ることが認められている。
2. A.O.C. Gigondas は、赤・ロゼを造ることが認められている。
3. A.O.C. Beaumes de Venise は、赤・白を造ることが認められている。
4. A.O.C. Tavel は、ロゼ・白を造ることが認められている。

【過去問】
次のCotes du Rhone地方の A.O.C.の中からスパークリングワインが生産されているものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Condrieu
2. Lirac
3. Saint-Joseph
4. Saint-Peray

【過去問】
コート・デュ・ローヌ地方は南北2つの地区に分けられているが、次の中からGigondas、Liracなどが生産される地区に該当するものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Mediterraneen
2. Meridional
3. Septentrional
4. Cote d’Azur

【過去問】
次のコート・デュ・ローヌ地方の A.O.C.の中からローヌ川右岸に位置し、白・赤・ロゼの生産が認められているものを 1 つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Coteaux du Tricastin
2. Cotes du Luberon
3. Lirac
4. Tavel

【過去問】
次の 1-4 の中から Vins Doux Naturels のA.O.C.Rasteauに使用されているぶどう品種を1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Muscat a Petit Grains
2. Marsanne
3. Syrah
4. Grenache

【過去問】
次のCotes du Rhone 地方のA.O.C. の中から白、赤、ロゼが認められているものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。

1. Beaumes de Venise
2. Gigondas
3. Chatillon-en-Diois
4. Saint-Peray

【解説】
わかりましたか?まず、1.と2.は今日しっかり勉強しましたので外します。さて、3.はわからなくても4.のSaint-Perayについてはしっかり覚えておかなくてはなりません。白でしたね。そして、残されるのは3.となればOKです。

【過去問】
次の中からコート・デュ・ローヌ地方のアペラシオンで最も南に位置するものを1つ選んでください。

1. Ventoux
2. Luberon
3. Tavel
4. Gigondas

【解説】
やっぱり地図をしっかり見ておかなければいけませんね。

引き続きCBT試験過去問、想定問題です。

【CBT過去問・想定問題 2018】
・「Chateauneuf du Pape」「Vinsobre」「Tavel」「Gigondas」の中から最も南に位置するAOCを選べ。
・コート・デュ・ローヌ地方において、ロゼのみが認められているAOCは?
・AOC Rasteauが属している地方は?
・AOC Muscat Beaumes de Veniseのワインのタイプ(生産可能色・甘辛・泡)を選べ。
・南部ローヌにおけるローヌ川右岸のAOCを選べ。
・南部ローヌの主な気候を選べ?
・地図問題 Gigondasの位置
・14世紀にローマ法王が法王庁を移したローヌ地方の都市は?
・AOC Chateauneuf du Papeにおいて認められていないブドウ品種を選べ。
・2010年にCoteaux du Tricastinから名称が変更されたAOCは?

【CBT過去問・想定問題 2019】
・南部ローヌにおいて一番北に位置するAOCは?
・南部ローヌにおいてローヌ川左岸に位置し、赤ワインのみが認められているAOCを選べ。
・AOC Cairanneのワインのタイプ(生産可能色・甘辛・泡)を選べ。
・AOC Chateauneuf du Papeにおいて認められているブドウ品種の数は?
・AOC Tavelにおいて認められているブドウ品種を選べ。

【CBT過去問・想定問題 2020】
・ローヌ地方南部の主な気候は?
・AOC Chateauneuf du Papeの特徴的な土壌を選べ。
・南部ローヌにおけるローヌ川左岸に位置するAOCを選べ。
・南部ローヌにおいて赤ワインとロゼワインが認められているAOCを選べ。
・地図問題 Luberonの位置
・「Rasteau」「Vinsobre」「Tavel」「Gigondas」の中から最も南に位置するAOCを選べ。
・1309年から約70年間、法王庁があった都市は?
・AOC Chateauneuf du Papeは13品種が認められているが、色までわけると何品種になるか?
・AOC Liracのワインのタイプ(生産可能色)を選べ。

これでコート・デュ・ローヌが終わり、フランスは2/3ほど学んだことになります。

フランスを制するものがソムリエ試験を制するなんて昔は言われておりましたが、今は時代も変わりそんなに甘くありません。それでも、フランスが終われば一次試験対策の大きな山を越えたことにます。あと山は三つか四つくらい…。

ゆっくりでも一歩一歩前進する人が目的地(合格)にたどり着きます。
よほどの天才でもない限り三歩進んで二歩下がるかのごとく、なかなか前進を実感できません。それでも毎日少しずつでも前に進むのか、立ち止まったままなのか、あなた次第です。

何かございましたらこちらまで
koza★majime2.com 松岡 正浩





この記事を書いている人 - WRITER -







- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Copyright© ちょっとまじめにソムリエ試験対策こーざ , 2021 All Rights Reserved.