ロンバルディア、トレンティーノ=アルト・アディジェ、ヴェネト<B>「効率よく覚える方法知ってますか?」
第53回
そろそろ新年度を迎えようというこの時期、忙しい日々を過ごしてらっしゃる方が多いでしょう。でも、忙しさや日々の疲れ以上に、近年勉強とは無縁の生活を送られていた方にとって、「机に座って勉強する」ということは難しいことかもしれません。
繰り返しにはなりますが、そろそろ本気で合格を意識して試験対策を始めてほしいと思っています。今このタイミングで、忙しいこの時期に良い流れを作ることができれば合格に一気に近づきます。できることならゴールデンウイークまでになんとか試験対策を行う為の生活スタイルを確立してほしいと願っております。
それでは、しばらく時間が空きましたが、勉強法の続きをお伝えしたいと思います。→以前のお話はこちら(41回・44回)
今回は勉強を効率よく進めるという意味ではとても重要な内容になると思います。→割と一般的な話しも含まれているので、現在順調にご自身で勉強を進められていて、勉強法に興味の無い方は読み飛ばして下さい。
本日の内容は次の2つです。
・記憶をよりしっかり定着させるには?
・インプットよりアウトプットが大事
以前、エビングハウスの忘却曲線のお話し(40回)をしました。人間は自然と忘れるようにできているので、ほっておけば必ず勉強した内容も忘れていきます。「それを防ぐために復習を」といった話になるのですが、一回勉強するだけでも大変なのに復習もするなんて考えるだけもイヤになる方が多いのではないでしょうか。→もちろん私もですが…
そこで、少しお伝えしたいコツがあります。
単純な話なのですが、「情報への接触回数を増やす」ことです。
具体的には、同じことを何回かに分けて学習するということです。
例えば
この講座を勉強する時に、最初から最後まで一字一句しっかり読み込んで、一回で暗記するつもりで勉強するのではなく、
一度目は軽く読み流して全体を把握して、次はそれぞれの項目にそこそこしっかり目を通してみて、最後に試験に良く出ていそうな重要な部分あらためて確認する、といった具合です。
無意識に実践されている方もたまにおられるのですが、しっかり1回より、この細かく3回のほうが記憶の定着率が高まることがわかっています。
しっかり1回勉強している方にとって、復習で同じ勉強を繰り返すことはかなりのモチベーションを要します。ですがこの方法なら、一回一回のハードルが低いので、何回も勉強することが苦になりにくいというわけです。→もちろんボルドー61シャトーのようにひたすら暗記するしかないようなところもあるのですが、ここも完璧をめざすのではなく、何回にも分けて時間をかけて覚えた方が試験前にはしっかり暗記できているということもありえます。
また、何度かに分けることで、プライミング効果も利用することができます。プライミング効果とは、「一度見聞きしたものから後々無意識に影響を受けること」なのですが、勉強でもしっかりその効果を発揮してくれます。
かなり前の回で、私が参考書のさらっと読みをおすすめしたのを覚えておられるでしょうか。これも、この「情報に何回も触れる」ということとと、「プライミング効果」を期待してのことです。
たとえば本を読む時に、初見で文を読み進めた時と、一度(内容は読まずに)ペラペラと眺めた後に読み進めた時では、後者の方が一分間に読める文字数が増加するという実験があります。プライミング効果により心理的抵抗感が薄れ、スムーズに読めるというわけです。
なので、教本でも参考書でも「一度で覚えよう」とは思わずに、まずはさらっと読んでみて下さい。何ページあるのか。いくつの地方に分かれているのか。原産地呼称やブドウ品種はどれくらいあるのか。そんなことを考えながらまずは全体に目を通してみることです。
「暗記しなくてはならない」という考えやプレッシャーがワインへの興味も阻害してしまうことも考えられます。まずはワインの世界に興味を持ちながら、物語を楽しむようにさらっと全体を流してみてはどうでしょう。
必ずその後の試験対策がはかどるはずです。
さて、続いては「インプットよりアウトプットが大事」というお話。
こちらは、皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか。情報は頭に入れている時より、出している時の方がしっかり定着するのです。「人に教えるのが一番覚える」なんてことも良く言われますよね。
独学で人に教えるのは難しいでしょうから、ここでのアウトプットとはまさに過去問のことです。繰り返し過去問での勉強を強くお勧めする理由がここにあります。正直、インプット3割、アウトプット7割ぐらいの比率でも良いと思っています。
先程の話とつながりますが、インプットであまり時間を使ってガッツリやりすぎない事が大事です。「全部覚えてから過去問」ではなく、ある程度頭に入れたら自信がなくてもどんどん過去問にチャレンジしましょう。そしてわからなかったら戻って確認。あまりにも正解できないようなら、もう一回範囲に目を通して必要なところだけ覚えてまた過去問。
そんなことを繰り返して何度も情報に触れているうちに記憶が強化されて、正解率も間違いなく上がってきます。しっかり暗記することにこだわってアウトプット(過去問)をおろそかにしないように注意して下さい。
では本編、イタリアの2回目に入ります。
近年増え続けているDOCGは見るのも嫌になってくるかもしれません。一度で暗記しようなんて思っていては気持ちが萎えてしまいます。さらっと何度も、そして過去問です!
点が将来結びつくと信じなくてはいけない。信じるものを持たなければいけないのだ。by スティーブ・ジョブズ
※表紙は水の都、ヴェネツィアの一コマです。
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さらに続けて、
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・各ブドウ品種の特徴
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・ワインのヴィンテージについて
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ロンバルディア、トレンティーノ=アルト・アディジェ、ヴェネト <B>
目次
D Lombardia ロンバルディア州
北はスイス、西はピエモンテ州に接しており、イタリアで四番目に大きな州です。北にアルプス山脈、南部にはイタリア最長のポー河が流れ、その流域に広大な平野が広がります。また、ヴェネト州との間にあるイタリア最大のガルダ湖<1>や、マッジョーレ湖<1>、コモ湖<1>など数多くの大きな湖がアルプス性の気候を穏やかにします。基本的には大陸性気候ですが、北はアルプス気候、大きな湖の近辺は温暖な地中海性気候です
イタリアで最も豊かな州で、州都ミラノはファッションでも世界的に有名で、工業、金融、商業の中心地であり、イタリアの国民総生産の1/4を生み出します。<1>
有名な料理も多い州ですので、料理の出題も見られます。余裕のある人はチェックしておきましょう。
主要ブドウ品種
白ブドウ
・シャルドネ
・ピノ・ビアンコ=ピノ・ブラン
・ピノ・グリージョ=ピノ・グリ
黒ブドウ
・キアヴェンナスカ<2>=ネッビオーロ:ヴァルテッリーナでの地元名
・ピノ・ネーロ=ピノ・ノワール
・クロアティーナ:Oltrepo Paveseの黒ブドウ。バルベーラとブレンド。
・モスカート・ディ・スカンツォ:DOCGのスカンツォ―ロなんとか村だけで栽培。モスカートだけど黒ブドウ。
主要DOC
→イタリアのDOCGは、有名DOCの一部が昇格したものであることが多いので、先にDOCから見るようにします。
・Oltrepo Pavese(白・赤・ロゼ・発泡)
→ブドウもリースリング 、バルベラなどさまざまです。こちらのMetodo Classico。(泡)がDOCG
・Valtellina
→ブドウはキアヴェンナスカ(=ネッビオーロ)。こちらのSuperioreがDOCG。
DOCG
・Franciacorta(白発・ロゼ発)<2>
→イゼオ湖<1>が生み出す温暖な気候。瓶内二次発酵、最低瓶内熟成期間は18ヶ月<1>、生産タイプもシャンパーニュと同じ白とロゼになります。主要ブドウ品種はピノ・ネーロ、シャルドネ、ピノ・ビアンコなど。水はけの良い氷堆積土壌<1>。
・Valtellina Superiore<2>→キアヴェンナスカ<1>
・Sforzato di Valtellina / Sfursat di Valtellina<1>
→Sforzato(陰干し)<1>のキアヴェンナスカ、辛口。<1>
・Oltrepo Pavese Metodo Classico(白発・ロゼ発)<2>
→Franciacortaと同じ瓶内二次発酵。ピノ・ネーロ主体。こちらはピノ・グリージョも可。
・Moscato di Scanzo / Scanzo(赤甘)<3>
→こちらは陰干しブドウから甘口赤ワイン。モスカート・ディ・スカンツォがブドウ品種で100%。<2>
E Trentino-Alto Adige トレンティーノ=アルト・アディジェ州
イタリアで最も北に位置するトレンティーノ=アルト・アディジェ州はロンバルディーア州の東、スイス・オーストリア<1>の南に隣接しています。歴史的な背景もあり、ドイツ語表記が見られる地域<1>。
南北をドロミーティ山塊<2>が貫いており、州のほとんどが山岳地帯です。
土着品種が押せ押せのイタリアですが、ここではピノ・ネロやシャルドネなどから良質なワインが造られています。イタリアを代表する白ワインの産地(73%)でもあります。→この州にDOCGはありません。でも私は大好きな産地です。
主要ブドウ品種
白ブドウ
・シャルドネ
・ピノ・ビアンコ=ピノ・ブラン
・ピノ・グリージョ=ピノ・グリ
・ミュラー・トゥルガウ:ドイツのブドウ
・ノジオーラ:珍しい固有白ブドウ品種。<1>陰干ししてヴィーノ・サントに。
黒ブドウ
・スキアーヴァ:アルト・アディジェの固有のブドウ。軽め。
・ラグレイン:アルト・アディジェの固有のブドウ。濃厚、スパイシーで力強い。<1>
・テロルデゴ:トレンティーノの固有のブドウ。フルーティーで酸がしっかり。<1>
・ピノ・ネーロ=ピノ・ノワール
主要DOC
・Teroldego Rotagliano
→ブドウ品種はテロルデゴ、荒々しい野生的な果実味。
・Trento
→イタリアを代表する瓶内二時発酵のスパークリングワインの産地。
F Veneto ヴェネト州
州としては横に長く、また北の一部がオーストリアと接しており<1>、気候は変化に富んでいます。平野が多いこともこの州の特徴。比較的軽めの白ワインが主体で、州別ワイン生産量トップの座を占めることが多い。国際ワイン見本市ヴィーニタリーが開かれるヴェローナは「イタリアワインの首都」といわれ、蒸留酒グラッパで有名な「パッサーノ・デル・グラッパ」<1>があります。州都はその昔「アドリア海の女王」<2>と呼ばれた水の都ヴェネツィアです。最盛期はギリシャの南部からクレタ島までを支配したヴェネツィア共和国<1>の中心でした。
主要ブドウ品種
白ブドウ
・ガルガネガ:ヴェネト州を代表するギリシャ系白ブドウ。上品な果実味。
・トレッビアーノ・ディ・ソアーヴェ:酸がしっかり。
・グレーラ:以前はプロセッコと呼ばれていたアロマテック品種。古代ローマで有名だったプルチヌムが祖先<1>と言われています。
黒ブドウ
・コルヴィーナ:ヴェネト州を代表する黒ブドウ。チェリーの香り、適度の酸とタンニン。
・ロンディネッラ:コルヴィーナとブレンド。
主要DOC
・Valpolicella
→ブドウ品種はコルヴィーナ・ヴェロネーゼなど。ガルダ湖からの暖かい風<2>と北にそびえる山塊の冷たい風の影響で、昼夜の温度差が激しく、ブドウのアロマ形成に適しています。
・Bardolino
→こちらもブドウ品種はコルヴィーナ・ヴェロネーゼ<1>などです。ロゼワインのキアレットも有名です。
※ValpolicellaとBardolinoは使用品種こそ同じですが、前者の方がふくよかで深みがあり圧倒的に長命、後者は軽めでチャーミングな赤です。
・Soave
→イタリアを代表する白ワイン。ブドウ品種はガルガネガです。←昔はガルガーネガと伸ばしており、受験当時この名前の響きが好きでした。
あとはValpolicella Ripassoを確認しておきましょう。→リパッソって何?
DOCG
・Recioto di Soave(白甘パッシート・発)→アパッシメントのガルガネガの甘口白ワイン<2>
・Bardolino Superiore→コルヴィーナ・ヴェロネーゼ主体<1>
・Soave Superiore→上のレチョートも同じですがガルガネガ70%以上、実は規定は100%ではありません。
・Recioto di Gambellara (白甘パッシート・発)→こちらはガルガネガ<3>100%
・Colli Asolani Prosecco / Asolo Prosecco(白・発)→ブドウはグレーラ<1>
・Conegliano Valdobbiadene-Prosecco(白・発)→イタリアを代表する白スパークリングワイン。同じく、ブドウはグレーラ。
・Amarone della Valpolicella(赤パッシート)→コルヴィーナ・ヴェロネーゼ主体。陰干しの辛口、偉大なワイン。<2>
・Recioto della Valpolicella(赤甘パッシート・発)<1>
・Colli di Conegliano(白・赤・パッシート)→珍しい白・赤共にDOCG。<2>
・Lison(白)→タイ(トカイ・フリウラーノ)主体。ヴェネト、フリウリにまたがっている。<4>
・Colli Euganei Fior D’Arancio
・Bagnoli Friulano / Friulano di Bagnoli
・Montello Rosso / Montello
・Piave Malanotte / Malanotte del Piave<1>
まず、Amarone、Reciotoなどの言葉の意味をちゃんと確認してください。時間の無い人はとにかく上記に出てきたDOC、ValpolicellaやBardolino、Soaveに何かが(superioreとか)付けばおおよそDOCGです。
この州のDOCGも増えました…。時間の無い方は、色付き以外のDOCGに関してはヴェネト州のワインであることがわかれば良いでしょう。
※最近世界で需要が増加しているプロセッコのロゼがDOCで認められました。何となくで。(ピノ・ネロを10%~15%までブレンド<1>、あとは白と同じグレラ<1>です。)
一応、地図も。
一息入れて、過去の出題を見ておきましょう。
ソムリエ試験 過去問
【過去問】
Franciacorta に関する記述として正しいものを次の中から1つ選び、解答欄にマークしてください。
1. タイプは白・ロゼ・赤
2. 発泡とスティルの両方のタイプがある
3. Veneto 州産
4. Chardonnay、Pinot Nero、Pinot Bianco が品種として認められている
【過去問】
Valpolicella Ripasso に関する記述として正しいものを次の中から1つ選び、解答欄にマークしてください。
1. ヴィナッチャを入れて再発酵
2. 赤・ロゼの 2 タイプ
3. Emilia Romagna 州
4. シャルマー方式が主流
【解説】
最後にまとめるつもりですが、”Ripasso”ちゃんと調べましたか?
【過去問】
次の中から Valtellina Superiore の主要ブドウ品種を 1 つ選び、解答欄にマークしてください。
1. Corvina Veronese
2. Barbera
3. Raboso Piave
4. Chiavennasca
【過去問】
Lombardia 州で生産されているD.O.C.G. を1 つ選んでください。
1. Valtellina Superiore
2. Barbaresco
3. Bardolino Superiore
4. Suvereto
【過去問】
D.O.C.G. 銘柄のRecioto di Gambellara に使用される主要ブドウ品種を1 つ選んでください。
1. Corvina Veronese
2. Raboso Piave
3. Cortese
4. Garganega
【過去問】
Garganega 種を主体に造られる銘柄を1 つ選んでください。
1. Colli Asolani Prosecco
2. Soave Superiore
3. Gavi
4. Ramandolo
【過去問】
ロンバルディア州北部ヴァルテッリーナ渓谷での Nebbiolo 種の別名を 1 つ選んでください。
1. Calabrese
2. Spanna
3. Chiavennasca
4. Prugnolo Gentile
【過去問】
Sforzato(Sfursato)と呼ばれるワインを産出している州を1つ選んでください。
【過去問】
次の中から 2007 年に D.O.C.G. に昇格したロンバルディア州で造られる発泡性ワイン Oltrepo Pavese Metodo Classicoの主要品種に該当するものを 1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。
1. Chardonnay
2. Albana
3. Pinot Nero
4. Malvasia Bianca
【解説】
DOCGに関して、認められている全てのブドウ品種を覚える必要はありません。こうして出題されたものだけで。
【過去問】
次のD.O.C.G.ワインの中からLombardia 州以外のものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。
1. Ramandolo
2. Franciacorta
3. Sforzato di Valtellina
4. Oltrepo Pavese Metodo Classico
【過去問】
次の中からLombardia州において、陰干しして糖度を高めて造る辛口ワインに用いる用語を1つ選んでください。
1. Vino Santo
2. Vino Passito
3. Sforzato
4. Recioto
【過去問】
下記の地図 A ~ D の中から D.O.C.G.Franciacorta が生産される州を 1 つ選んでください。
1. A
2. B
3. C
4. D
【過去問】
ワイン用ぶどう品種Corvina Veroneseの使用が認められているD.O.C.G.を1つ選んでください。
1. Lison
2. Bardolino Superiore
3. Recioto di Gambellara
4. Conegliano Valdobbiadene-Prosecco
【過去問】
ヴェネト州D.O.C.G.の名前にも用いられ、後味に残る「苦味」を意味するものを1つ選んでください。
1. レチョート
2. パッシート
3. リパッソ
4. アマローネ
【過去問】
次の中からD.O.P. (D.O.C.G.)ワインConegliano Valdobbiadene-Proseccoに使用される主要ぶどう品種を1つ選んでください。
1. Pinot Bianco
2. Garganega
3. Glera
4. Bosco
【解説】
このグレーラという品種はもともとプロセッコと呼ばれていたもので、品種の解析が進んで近年特定されました。
【過去問】
次のイタリアVeneto州に関する記述の中から誤っているものを1つ選んでください。
1. BardolinoはCorvina Veronese種やRondinella種を主体に造られる赤ワインで、「Superiore」、「Classico Superiore」は、D.O.P. (D.O.C.G.)に認定されている。
2. Soaveは、Garganega種を主体に造られる白ワインで、「Superiore」、「Classico Superiore」は、D.O.P.(D.O.C.G.)に認定されている。
3. Recioto della Valpolicellaは、陰干しして糖度を高めたぶどうから造られる甘口の赤ワインである。
4. Veneto州のワイン生産量は、Toscana州に次いで第四位である。
【解説】
イタリアの州別生産高ベスト5は今年の教本で確認する必要があります。毎年とは言いませんがかなり変動があります。また、Superioreなどが付くかつかないかを覚える必要はないと思いますが、DOCGに関してはしっかり見ておきましょう。
【過去問】
次のD.O.C.G.ワインの中から主要ぶどう品種が他と異なるものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。
1. Gattinara
2. Ghemme
3. Bardolino Superiore
4. Valtellina Superiore
【過去問】
次の1~4の中からSoave Superioreに使用される主要ぶどう品種を1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。
1. Garganega
2. Cortese
3. Arneis
4. Sangiovese
【過去問】
次のD.O.C.G.ワインの中から主要ぶどう品種が他と異なるものを1つ選び、解答用紙の解答欄にマークしてください。
1. Gattinara
2. Ghemme
3. Bardolino Superiore
4. Valtellina Superior
【過去問】
グラッパで有名な「バッサーノ・デル・グラッパ」が属している州を1つ選んでください。
1. Piemonte
2. Friuli-Venezia Giulia
3. Toscana
4. Veneto
【解説】
グラッパはイタリア全土で造られていますが、有名どころとしてはヴェネト州の「バッサーノ・デル・グラッパ」が挙がります。名前の通り、グラッパが特産で グラッパ博物館があります。
今日も本当によく頑張りました。お疲れ様です。次もこの調子で!
何かございましたらこちらまで
info@majime2.com 牧野 重希